日本エンタープライズ(4892)の不可解な動きについて

2019年6月1日

みなさん、こんばんは。

今日は、面白い動きのあった日本エンタープライズについて書きたいと思います。

日本エンタープライズって、聞いたことがない人も多いと思いますが、スマホのアプリとか作っている地味な会社です。

業績は横ばい、黒字を経常的に出していますが、配当は2円とか3円レベル。株主優待もなく、特に何の特徴もない会社です。株価も万年横ばい状態です。

トヨタ自動車が第3位の株主になっていますが、トヨタ自動車向けにアプリ開発をしている関係があるからみたいです。

以下、2015年のニュースより引用。

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■運転中のコミュニケーションを安全、快適にサポート

 日本エンタープライズ<4829>(東1)は25日、トヨタ自動車の次世代テレマティクスサービス「T-Connect」の主要サービスであるアプリストア「Apps(アップス)」に車載用チャットアプリ「Fivetalk」を6月25日に公開した。

 「T-Connect」は、トヨタスマートセンターと「T-Connect ナビ」(車載機)を通信で繋ぎ、ドライバーへ多彩な情報を提供する次世代テレマティクスサービス。目的地設定や情報検索を口頭で依頼できる「音声対話サービス」、行き先を予測してお役立ち情報を配信する「先読み情報案内サービス」、また「T-Connect ナビ」に運転支援、情報&娯楽、交流、暮しなどの専用アプリをダウンロードして利用できる「Apps」等を提供して、ドライバーの安全、安心、快適なドライブを実現する。

 今回、「Apps」で公開した車載用チャットアプリ「Fivetalk」は、運転中のコミュニケーションを安全、快適にサポートするアプリで、運転中に届いたメッセージの「音声読み上げ機能」、ナビ画面を操作することなく予め設定した定型文やスタンプを自動返信できる「自動返信機能」、停止時に簡単なタッチ操作で返信できる「簡単返信機能」等、安全を配慮した設計となっている。

 このアプリは、子会社のHighLab が提供するスマートフォン版チャットアプリ「Fivetalk」と連動しており、ドライバーは、スマートフォン版「Fivetalk」で取得したID 番号を「T-Connect」ナビの画面上で入力することにより、利用できる。

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引用ここまで

あと、これも知らない人多いと思いますが、子会社で「いなせり」という事業もやっており、豊洲市場の開業ニュースが出ると、日本エンタープライズが買われる(その後、売られますが)という構図になっています。

ちなみに、いなせりの社長は魚博士で、さかな君に匹敵する知識があるそうです。

さて、今日の日本エンタープライズの日中足ですが、寄り付きが一気に前日比10%以上になり、売りが入るも断続的に買いが入っていましたが、結局は逃げ足の速い資金で後場からダラダラと下げて、「行ってこい」になり終了しました。

なぜ寄り付きでこんなに上がった?

公式ニュースで何か材料が出たのではないかと思いましたが、公式では何もありませんでした。

調べてみると、「株式投資情報」というサイトに載ったこの記事が原因でした。

当日の朝7:59に投稿されていましたが、これを見た俗にいう「イナゴ投資家」が群がったわけです。

結果的今回、当日に記事を見て儲かった人は誰かというと、朝寄り付きから10秒~20秒以内で買った人くらいでして、残りの人はほとんど損していたと思います。

逆に、元々ホールドしていたホルダーにとっては、千載一遇の売りチャンスだったと思います。

結局は短期筋の仕掛けでしこりが残ってしまった可能性が高いです。

公式IRや新聞等マスメディアでニュースが出ていないのに、急に動くような銘柄は、ニッチでそこそこ影響力のあるネットメディアで採り上げられたとか、仕手筋が仕込んでいるとか、短期的な動きで終わってしまうことが多いと思います。

逆にいうと、出来高のピークが過ぎれば株価が下がる可能性が高いので、空売りで勝ちやすい銘柄なんだと思います。

日本エンタープライズでは、今後はいなせりのことが注目されるでしょうけど、まだそんなに大きく業績に貢献できているわけではないので、材料で連想買いされてピークをつけたところは、逆に売りチャンスなんだと思います。

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※もちろん、革新的な材料が出て会社の業績に大きな影響を与える可能性がある場合は、株価も大きく変わっていくチャンスだと思いますので、その見極めは重要です。

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